ここでは、おぐらさんとヒロアキさんによる協同審査の模様をお伝えします。TONKOさんと藤ノ宮さんの審査については、個別のコメントをご覧下さい。
審査は、各審査員が下選びした入賞候補をプリントアウト、それを本社会議室に全て並べた状態から始まりました。
ヒロアキさんが真っ先に選んだのが、No.01のイラスト。「この人の絵でコミックスが出たら買う!トリミングも完璧!このロバートの手の切れ方が素晴らしい」と絶賛。次はNo.02を選択。チャン・コーハン好きのヒロアキさんはこれを選ぶだろうという大方の予想を裏切らない鉄板チョイス。背景に幸せな物語が見えるようないい絵です。そして三作目を選ぶにあたり、候補が絞れずに大長考に入るヒロアキさん。
ヒロアキ(以下会話文敬称略)「No.03が好きですね!タッチがいい。No.04はかわいい。No.05とNo.06はすごく上手い。上手すぎる」
おぐら 「No.06はどう見てもプロ…すごいなあ海外(No.06は海外投稿)」
ヒロアキ「No.07、僕もこんなのを描きたい。この頃のキャラは匂いがあっていい。」
おぐら 「どついても大丈夫そうだもんな。」
この辺で一旦No.07を選びかけたヒロアキさん、自分が選んだ三作品を並べて、あまりの濃さに愕然。No.07はおぐらさんが選ぶことになり、ヒロアキさんは他の候補者を再度チェック。No.08が最終選考まで残りましたが、悩んだ末にNo.05で決定しました。
一方おぐらさんはNo.09、No.10、No.11、No.12という中からNo.12をチョイス。「これ一人ずつ文字になっているんですよ。嬉しいじゃないですか。」おぐらさんのお気に入りは明るい絵ばかりですね、という指摘に
おぐら 「明るくて楽しい絵が好きなんです」
ヒロアキ「絵の基本ですね」
最後に、やはり楽しい絵であるNo.13が選ばれ、審査は幕となりました。
ご応募頂いた作品は、いずれも力作揃い。残念ながら入賞を逃した作品にも、目を見張るような画力のものや、愛に溢れた素晴らしい絵が沢山ありました。入賞作品と他の作品に差はなかったと思います。
今回ご縁があって入賞となった方、おめでとうございます!
そしてご応募頂いた全ての皆様、ご参加本当にありがとうございました!
これからもKOFの応援をどうぞよろしくお願いします。